Column > きくこのコラム

×月×日 書棚

 我が家の自慢のひとつは、壁一面に作りつけた書棚である。私も大のお気に入り。

 これから、何の本をどうやって並べていくか、それを考えるだけでも楽しくて一日暇をつぶせる。とはいうものの、もともと慎重に購入する性質ではないので、現状はいくらか雑然としている(それはそれでよいと思っているけども)。

 ふと最近、コレクションの目安となる大きな柱があってもいいような気がして、いろいろ考えをめぐらせている。一案は、書評コーナー、小説コーナー、須賀本コーナーの充実。

 書評については、買いたいものはいくつもある。小説は、今のところ、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』、オンダーチェ『イギリス人の患者』を中心に心の赴くまま、ごくごくゆっくりと広がっている。クンデラは亡くなってしまったが、オンダーチェは数年ごとに新作がでているので、大丈夫。

 須賀本とは、須賀敦子さんの著作のことで、まずは全集を揃えたい(と何年も前から思っている・・・)。それから、装丁が美しい彼女の翻訳本も。


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